2008年03月13日

夢の前の夢

どこかの山奥(たぶん高知)の村で川に向かって滑り台のように岩(滝のような)を滑り、滝壺のような所に降りる村起こしのような祭りを見に行った。行ったと言っても夢なので、突然そこに立っていたのだが、どうやら私は前からこの祭りを知っているようだった。
そこでは男達が様々な方法で次々に滝壺に滑り降りてくる。
みな頭を打ったりしていて痛そうだ。
観客達は皆その男達が滑るのを観て歓声を挙げていた。
何十人もの男達が滑り終え、最後に若者が四人が一斉に滑り降りるようだった。
どこの祭にもいるような懐古的な中年の男が文句を言っている。
「あ、皆頭を打つな」と、私は思った。
予想した通り皆次々に頭を岩の角にぶつけていた。

祭が終わり、母親が弟と従兄弟が帰ってきたから家に帰ってこいと言いに来たので実家に帰ることにした。



とりあえず実家に戻る祖父の葬式みたいなことが行われていた。
実家に帰ったつもりだがそこは実家にはない会議室のような部屋だった。
「あれ?また葬式やるのか?」とかなり楽天的に眺めていた。
その部屋には椅子が等間隔で並べられており、その前方に台が置かれ白装束を着た祖父が寝かせられていた。祖父はさっき死んでしまったかのようでまるで生きているかの様だ。ただ、圧倒的に死んでいるということだけは認識していた。
すると突然、祖父は瞼を動かし目を開いた。ムクムクっと上体を起こしこちらを見つめる祖父。私は何故か『よく生き返るじいちゃんだな』と訳の解らぬことを思った。と同時にまた別れが来ることも悟った。
祖父の弟である叔父が祖父にに歩みより『兄さん、わかってるかい?』と訊くと、祖父は一言『わかってる』答えた。
祖父はそのまま私の方を向き『しっかりやってるか?』と聞いてきた。その顔は生前祖父が私にそう訊いてくる時と同じで、怒っているような心配しているような愛に満ちた表情であった。
私は『まぁ、大丈夫、ちゃんとやってるよ』と答えた。
ここで私は私が泣いていることに気付いた。悲しい様な寂しい様な嬉しい様な訳の解らぬ感情であった。どちらかというと目から大量の水が流れて出ていると言った方が良いかもしれない。
大粒の涙が私の視界を妨げた。
私は息が出来ないくらい泣いていた。

目覚め

そして、あまりの苦しさにうわっと目をあけ夢から覚めた。

携帯電話を見ると母からメールが着ておりそこには祖父の一周忌の知らせが書いてあった。


posted by Mastervie at 23:20| Comment(5) | 徒然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ゾワっとしました。
Posted by texas at 2008年03月17日 19:56
実際にそんな祭りがあるぞ。
ただ、高知かは覚えてないけど。
Posted by 西尾 at 2008年03月19日 13:57
田舎にゃ帰らにゃいかんね。
あそこには人間の世界がある。
Posted by べむ at 2008年03月20日 00:39
見てくれてるヤツいるんだ笑

>>texas
コメント薄いぞ

>>西尾
たぶんテレビとかで見たことあるのかもな
でも、高知の理由はわかった
教えないけど

>>ベム
田舎は理由なく行けるからね
田舎は自分をスポッとはめることの出来るパズルだ
まぁ、田舎以外にその場所を必死に探してるのが今だろう
Posted by audiotourism at 2008年03月20日 00:55
田舎がとてもうらやましく思えました。
Posted by omega at 2008年03月27日 00:04
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